FC2ブログ

分かってみれば如何ということはない

生活の雑記帳。主に地元の飲食店来店記録や購入文具やガジェットの雑感など。題名は齋藤孝先生の「座右の諭吉」で知った好きな言葉から。

アップル、グーグル、マイクロソフト クラウド、携帯端末戦争のゆくえ

光文社
発売日:2010-03-18
業務と直結するテーマだったので手に取りました。
クラウドという説明に難解な題材でありながら知らない人でも(身近な例をふんだんに使って)とにかく分かりやすく説明してあります。読後には仮想化やクラウドの強み弱み、そしてアマゾン、MS、グーグルといった関連企業の戦略が、まさに「雲が晴れた」ように頭にフレームが出来た満足感が。良著なので他人にもどんどん薦めていきたいなと。

Memo
●クラウドの話
・必要なときだけたくさん借りていらなくなったら減らしたいニーズで仮想マシン/クラウドの登場に
 →CPU使用率が80%を超えたから自動でマシンを追加することも出来る
 →電源、通信機器、空冷、災害対策は相手まかせにできる。 
・ハードは壊れるものだし長時間使わないこともある(=無駄)。
 真に必要なものはサービスでありサービスの効率化がクラウドに。
・クラウド運営側は自社コンピュータ上で顧客が業務を行うので各種統計がダイレクトに取得できる
・クラウドのベースはハードウェアの地位低下。ハードを自社で持つ意識も弱まっている。
・クラウドモデルとはご指名制をなくす試み。どの水でも良いという考え=位置透過性(どこで処理しても同じ)
・といってもネットワークが遮断されれば業務が止まるリスクがある。
●アマゾンやMSやグーグル
・どの層のサービスか示す言葉としてSaaS PaaS IaaS(イアース=インフラストラクチャアズアサービス)
 IaaSの主要企業はアマゾン(EC2)で小売システムで空きが出るシステムを売っている
・無料OSは安いが技術者がいなかったり、技術者の教育費用がかさむケースもある→MSOS残存の理由
・クラウドは銀行預金。オンプレミスはたんす預金。
・MSは「お金を全て銀行にあずけるのは不安でしょう」とあおり、
 たんす預金の必要性を説いてから銀行が優位な部分もあるのでそこはMSが創業するという。主戦場をずらすやり方。
・今まで使っていたMS上のソフトをそのままクラウドでも使える→MSアズールの強み
・携帯はMSは苦手。親父くさい。重要な機能の絞込みが下手で機能ゴテゴテになる。
・グーグルは情報の収集・整理マニア
・自PC業務は応答性が有利。ネット業務はメンテ、世界中から使える、不正コピー心配なしという利点が
●出遅れた日本
・日本企業が腐心するのは、ルールが与えられたときにその中で最高を目指すこと。ルールを作ろうとは思わない。
・日本はモノや規範を大事にする傾向が強い。ハード離れが遅く出遅れに。
・コンピュータやネットワークはうろんな産業だという認識がいまだに存在。
 旧ルールからの攻撃も受ける。薬品の通信販売原則禁止が良い例。
★旧ルールを墨守することは気持ちがいい。
 何かきちんとしている気分が味わえるし面倒な思考からも逃れられる。
・日本はクラウドをあきらめてニッチな市場での戦いをすべき。

●話ネタ
・日本のデータセンタは高コスト体質.華美で豪華な設備。
 ベルギーのグーグルデータセンタはコンテナにサーバが格納されて野ざらし
 基本的に修理はしないし壊れたものははき。空調設備も無い
・ブラックベリー:欧米の代表的なスマホ オバマも愛用
・クラウドと接続する3スクリーンは。パソコン、携帯、テレビ。

スポンサーサイト



[ 2012/05/21 00:04 ] | TB(1) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

まとめtyaiました【アップル、グーグル、マイクロソフト クラウド、携帯端末戦争のゆくえ】
アップル、グーグル、マイクロソフト クラウド、携帯端末戦争のゆくえ (光文社新書)岡嶋裕史光文社発売日:2010-03-18ブクログでレビューを見る»業務と直結するテーマだったので手に取
[2012/05/21 14:23] まとめwoネタ速neo
FC2カウンター
最新コメント
検索フォーム
アーカイブ